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2008年12月27日22:00「着ぐるみのくるみ」改め「ふくふくの素」にし、2009年1月28日からは仮名にて彷徨い中です。つららくるみの不定期日記です。
2024/03/19 (Tue)
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2007/11/17 (Sat)
小説「700円のチケット」第一話

小説「700円のチケット」第二話

小説「700円のチケット」題三話


プールに行かなくなったのは
2002年の10月

職場にやり手で一癖どころじゃなく持っている
水瓶座のFが転属になったからだ。

彼女は本当に、マイペースで
今で言うところの「KY」だ。

仕事は出来るけど
したいことしかしない。
言いたいことは、言う
したいままにする。

何処にいても、摩擦を起こして
はじき出されて、たどり着いたらしい。

でも、(本人の好きな)仕事はできるし
本部のある人に、可愛がられていたらしく
やめさせられるだけの理由も無いので
いわば、たらいまわし状態にされていた。

本人に、煙たがられて、はじき出されている
という自覚は、あまり無いらしい。
「仕事の進め方の違いで」
と、彼女自身は言っていた。

彼女が転属になる前に
当時の店長は
「つららさん、Fさんという人は、一癖あるらしいのです。
 何かあっても、我慢せずに、相談してください。
 つららさんは、誰にでも合わせられるので
 逆に、潰されてしまわないか、心配です」
そんなことを、言われました。

案の定、たくさんのアルバイトさんが
彼女に、辞めさせられました。

彼女の行いと、人手不足で
くるみも、いっぱいいっぱいでした。

彼女には、つかず離れず。
何とか、距離を保ちながら、合わせました。
持病の腸炎再発一歩手前まで。
何故だか彼女は
くるみには、噛み付きませんでした。
むしろ、ことあるごとに
「つららさん」と、声をかけてくれていました。

店長が転勤で入れ替わると
新しい店長と激しくやり合って
飛び出して行ってしまって
結局、一年くらいだったと思うけれど

彼女に会ったことは無駄では無かった
と、思う。

くるみは、彼女を見ていて
いろんなことを学びました。

仕事の進め方
人との接し方
たーくさん。

失礼かもしれないけれど
「反面教師」だった思います。

辛かったけれど
肥やしになって
今のくるみがあります。




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2007/11/17 (Sat)

小説「700円のチケット」第一話

小説「700円のチケット」第二話

引き出しの奥から出てきたプールのパスは
平成13年8月23日から
と、なっていた。

平成で暮らしていないので
ぱっと、変換できない。
今は、平成何年? (笑

2001年か、、、。

人の記憶というものは、頼りないものだなあ。

春に、失恋で落ち込んで
夏にプールに通い始めて
秋に、Mに会ったんだな。

夏の間
熱心に通っていたようだ。
汗をかきながら、自転車を漕いだ事
思い出した。

この前か、この後にも、何度か
フリーパスを買った覚えはある。

2002年10月18日と刻印された回数券に
チェンジするまでは
フリーパスだったはずだ。

回数券を9回分だけ使った

一回だけ、2枚使った。
相方を連れて行った日。

海では遊んだことがあったけれど
プールは始めてだった。

以外にも、相方は
平泳ぎが上手かった。
学生の時、平泳ぎで大会に出た。
と、言っていた。
テニス部だったのに???
よくわからないが
羨ましかった。

くるみは、クロールしか、出来ないから。

次の日
相方は、中耳炎になった。
プールのせいだったのだと思う。
よくわからないけれど。

11枚つづりの回数券を
2枚残して、行かなくなった理由は
相方が中耳炎になったからではなく

くるみの職場環境が、一変したからだ。

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2007/11/17 (Sat)
小説「700円のチケット」第一話


実際にプールに通い出したのは
多分、2002年になってからだったと思う。

2000年にナンダカンダと
追われるように過ごして

2001年春に、ひとまず落ち着いた
かと、思う間も無く
別れた彼氏のことで、泣き暮らし

そんなことがあって落ち込んでいると
察知でもしたかのように

専門学校時代の唯一の友人
Mが、突然、連絡をくれた。

「元気にしてる?前から、連絡したいって、思ってたよ」

こっちに来る時、お祝いの土鍋を貰ってから
×年ぶりの声。
(何が欲しい?ときかれて「鍋」と答えたら
 すっごい高級な焼きの土鍋を、、、)

相変わらず、×年前のまま
お話ができた。

そして、その年の10月
彼女の仕事が一年のうちで、イチバン簡素な時に
こっちに遊びに来てくれた。

彼女は、×年間の軌跡をたんたんと話してくれた。
あの当時していなかった眼鏡をしていた。
似合っていた。
煙草は、しなかった。
よかった。
のん兵衛だ。と、言っていた。
さすが、魚座だ。と、根拠も無く思った。

東京のアパレル会社で、寮生活をしていて
同室のクラスメイトのTと仲たがいしたことは
風の便りに聞いていた。

その時していた不倫が追い討ちをかけて
田舎に戻ったという。

今は、職場の後輩、5歳年下の彼氏。
彼女持ちなんだけど、好きなんだ。
と。

彼女も、結婚できない
(しない?)タイプか、、、。

くるみの周りは、結婚してない
してても、それっぽくない
そんな輩が、ウロウロしてる。

Mも、恋愛依存体質なんだなあ。
無いと生きていけないみたいだ。

くるみといっしょだ。

そんなことがあって
2001年は、泣いたり癒されたりして過ごしていたんだ。

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2007/11/17 (Sat)
お財布の中から
色あせたチケットが出てきた。

2002年に買った11枚つづりの
区民プールの回数券だ。

有効期限が無いから、後、2回行ける ^^

2000年から、2001年にかけて
くるみにとっては、大転機だった。

遠い故郷に住む相方の両親が
2月にくるみの誕生日プレゼントを持って
遊びに来てくれた。

その年の七五三の季節に
相方のお父さんの持病が思わしくなくなり
年末に容態が悪化
年明けに亡くなって
春に納骨

その間、故郷と、今の土地を何往復もした。
一往復6万円。痛かった。

納骨が済んで、帰宅途中に
携帯電話のメールを着信。
その時付き合っていた彼氏に
フラレタ。

~携帯のメールで、フルなんて、最低!
 伝える手段は、いくらでもあるのに~

くるみは、空いた時間を、プールで過ごした。
その時の職場は、
改装したての区民プールの近くにあり
仕事の帰りにプールに寄って
死ぬまで泳いだ。

2時間に1回、10分の休憩をさせられたから
続けて2時間未満しか泳げないけれど
それを、3本くらい
永遠と休まずに泳ぎ続けた日もあった。

泳ぎながら考えることは
その日によって、いろいろだったけど
歌を歌ったりした。

サカナになった気分で泳ぐ。
息継ぎの時、水の中から顔を出す度に
天井に射す陽の光が、とてもキレイ。

プールの底の色がブルーだったことも
お気に入りだった。
白いタイルでできたセンターを示すラインを
目で追っていると
25メートルは、あっという間だ。

泳いでいるうちに
全身の酸素が不足気味になってくると
とても、ハイな気分になってきていたのだと思う。
今、思うと、多分そうだろう。
その時は、あまり気付いていなかったけれど。

初めは、一ヶ月間、何回入っても良い
パスを買っていて、毎日行っていた。

人手不足になり、就業時間を増やされてから
回数券に変えて
11枚つづりのうち、9枚まで使って
ピタリと、行かなくなった。

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