椎茸の苗を植えた原木

くるみには、おとうさんが一人居ます。

へんな表現ですか？

世の中には、おとうさんが
複数いらっしゃるかたもありますよね。

両親に再婚歴があれば
前のおとうさんとか
配偶者が居たら
配偶者のおとうさんとか
血縁はないけれど
育てのおとうさんとか

いろいろいるんだと思います。

くるみには、今の所
ありがたいかな、血縁おとうさん
たったひとりですが
元気です。

遠くに住んでいるので
年に一度会えたらいいのですが
電話で、元気な声を聞くと
ほんとうに、ほっとします。

昨日のお届け予定で
「椎茸の苗のついた原木」
を、送りました。

ギャグです。
くるみのナイスギャグを
はりきって、受け止めてくれます。

椎茸ができたら、食べてね。
それまでしっかり、育ててね。

―＊―＊―

父親は、仕事柄、人柄、いろいろあって
三人の子供の子育てには
ほんとうに無関心でした。
母親が、そのことでストレスを溜めて
家の中は、荒れ放題（どんなや）でした。

母親の小言の中には
父親がいかにダメかということも
混じっていて
子供のくるみは
洗脳されて「ダメなおやじ」
とまで思ってしまっていた時もありました。

父親を毛嫌いして
母親と一緒になって
父親に辛くあたるときもありました。

今にして思えば
両親の犬も食わない喧嘩に
巻き込まれていただけなのに
くるみは随分と
心を痛めました。

父親は、くるみが気付かなかっただけで
多分、母親も気付いていなかった（今も？）
相当に温和でした。
忍耐の人でした。
（もしかしたら、相当に鈍感だったのかも
　それならば、それで、良いのですけれど）
だから、今まで、家族がやってこれたのですね。

母親の文句に耐えて
しっかり働いて
ご飯を食べさせてくれて
今では、三人の子供らも
それぞれの土地で元気に暮らしています。

みんなで集まる時は
父親を中心に、楽しく漫才のような会話をします。
未だに母親は、父親に対して
時々お小言を漏らしますが
ヘタクソなコミュニケーションのとりかただなあ。
と、今なら思えます。

仕事の休みが一緒の時の弟とは
釣りに行ったりもしているらしいです。

いつまでも、元気でいてほしいなあ。

願っています。

まだ、何にも親孝行してないからさ。




ランキングなんて
どうでもよくなってしまいました。
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